会話をしていたり、討論番組や、会議中などもこのしぐさをよく見る。
これは守りに入っているポーズで、相手を拒否している心理状態を表している。
相手に対して反論があったり反対している。または敵対していて受け入れたくない。
会話の時に自分の目の前で手を組むのも似たようなニュアンスがある場合がある。
このしぐさをして居る時は大体心を閉ざしていて反抗的な態度を取られる。
また、背中を丸めて腕を組むのは不安や緊張の表れで、自分を自分で抱きしめて
慰めて安心感を得ている。この状態は他者を拒絶しているサインとなります。
「心を開く」という言葉があるように、胸を開けて会話をしていない人は
相手に対して心理的な壁に加えて、物理的な壁をも腕によって作り上げる場合がある。
このような頑なな態度を取っている相手には何を言っても基本は聞く耳を持たない。
また、もう一つの意味として考え事をして居る時に腕を組む人もいる。
稀に急に腕まくりをしだす人がいたりする。
これはやる気を出して、「よしっやるぞ」という心理から来る意気込みの行動で、
腕まくりをしている人がいたら、何かに対して熱意を持って取り組もうとしています。
会議の前に腕まくりをする男性や女性がいたら、それは頑張ろうとしている証拠です。
最近の若い男の子などは、ファッションとしても腕まくりをすることがありますが、
確かに見るからに肉食系で、何となく燃え滾っているような雰囲気を感じさせます。