人間の、しぐさ、いわゆるボディランゲージには深層心理、潜在意識が表れている。
人の意識は10%程しか表面化されておらず無意識には90%もの性格を秘めている
しぐさやサインなどの行動にはその無意識な潜在的欲求が現れています。
その動作や動きが自分の感覚の中で知らないうちに動いていれば
そのしぐさやサインは限りなく深層心理の欲求に近づいていることになります。
人の動きを観察していると様々な心理がわかっていきます。
・視線
好きな人がいれば凝視してしまうのが普通の人間で
相手にバレないようにチラチラとチラ見しているのが人間の常です。
さらに会話している時好きな相手ならば
男性は好意を持った女性の話を聞いている時に相手の目を見つめ
女性は好意を持った男性に話している時相手の目を見つめます
また、目が合った瞬間に一瞬で目を逸らされたら興味が薄い可能性があります。
数秒目が合ったり、伏し目がちになったり顔を伏せるような場合は脈アリです。
コンマ何秒の世界なので文章で表現するのは難しいですが
好きな人が相手だとどうしても目を見つめてしまいます。
ただ好き避けという言葉もあるようにまったく見られない場合も可能性はあります。
この場合はただ単に照れているだけで、心の奥底では見つめたいと思っています。
また、何度も目があったり、何回も見返してくる場合は大いに脈あり可能性大です。
さらに何回も目が合ったら相性が良い証拠です。アイコンタクトによるコミュニケーション
ができたら、後は相手に接近して声をかけたりタッチする段階に移行するだけです。
キョロキョロしている視線は自信の無さや不安、焦りを表しています。
他には怒りや威嚇の感情によって相手を凝視している場合もあります。
・口元に手
唇に手で触れる仕草は口唇欲求といって、小さい頃に母親の乳首を吸えなくて
フラストレーション、欲求不満が成長した現在まで残っているものと言われます。
この口元や唇を触る動作はは甘えや不安を無意識のうちに表現しています。
口元を手で覆うしぐさは自分の欲求を隠してる動作で
相手に対してエッチなことを言いたいとかしたい、と思っていることがあります。
口というのは性的な器官なのでそれを隠すことは性的欲求を表現しています。
また、自分の言いたいことを隠している
押さえつけている可能性もあり何か嘘をついている可能性もあります。
・腕や足の動き
腕を組む動作は何か考え事をしていたりするか相手に対する壁を作っている状態。
目の前にいる相手に反対意見があったり否定的な気持ちがある時です。
腕まくりをする時はこれからヤルぞ!とやる気を出している様子
足を組むのは女性から男性への場合は性的な欲求や挑発、誘惑であり
男性の場合は興味や関心があると足を組む場合があります。
また足のつま先の向きは興味の対象を指しており、
好きな女性がいた時は体や脚をそちらを向けていることが多いようです。
足がピシャっと閉じているようなら相手に対する拒否感や警戒心を表しています
・髪を触るしぐさ
髪を触るのは神経質な人の場合が多く
大抵の人は癖や性格的なものから来ている事が多い
他には何かに悩んでいる時、緊張している時など
好きな人が目の前にいるとついつい髪を触ってしまう人などいるようです。
また女性にとっては髪は性感帯であり相手の男性との性的欲求の場合もあります。
また、退屈した時に髪や枝毛をくるくるっといじくることもあります。
ちょっと恥ずかしいなどの羞恥心があると後ろ髪をポリポリ掻いてみたりもします。
他に恥ずかしさを表現するしぐさは鼻の下を指でこするなどもあります。
耳を触る仕草は早く話を終わらせて欲しいという意味を持ちます。
・ボディタッチ
人は興味や関心があるものには子供の頃から触りたくなるようにできています。
もし誰かにボディタッチされるとしたら何かしらの好意があると見て間違いないでしょう。
特にそれが異性間であれば、好きな人にちょっかいを出したいのかもしれません
日本は外国と比較して体に接触する機会が極端に少ないので違和感を感じますが
ボディタッチというのはしない方が本来はおかしいのです。
どんな人とも友好に触れ合うことができれば理想的ではないでしょうか
女性から男性を触る分にはセクハラにもなりにくく
ほぼ無条件で受け入れられ好意を持たれます。
ですから女性の方から積極的にボディタッチしないのは損だと思いますよ。
・真似をする、される
人間は好きな人と同調していたいという欲求があります。
彼氏ができた途端彼氏の趣味に染まりきってしまう女性などもそうです。
カレと同じ趣向、カレの好きなものは好き、という心理で動いているのです。
これは彼氏の真似をして彼氏と同一視、一体感を持ちたいがためです。
もし自分の行動を真似されたりしているのなら好かれている可能性は高いでしょう。
目を見つめたら相手も見つめ返してくる、というのもこれと同様です。
挨拶をしたら挨拶を返さないと、と思います。相手に合わせますよね。
このように関係を良くしようとする相手には波長を合わせようとする性質があるのです