初対面の時や最初のうちのデートでは様々な事を楽しく話してくれていたのに、
長く付き合っている間に急に無口になって話さなくなったと愚痴をこぼす女性がいます。
話しかけても、ああ、とかそうだね、とか別にと冷たく答えるだけで、
疲れているせいなのかなかなか会話をしようとしてくれません。
このように急に無口になって心を閉ざしてしまう時期が時々男にはあります。
しかしこれは女性に対して愛情が無くなったとかそういうわけではなく、
ただ単に悩み事を抱えていたり仕事で行き詰っている時などこうなります。
女性の場合は悩みを友達や家族に相談して解決を図ろうとしますが、
男性は何か壁にぶつかると一人になって解決策を練ろうとします。
これは心を閉ざした状態で、ちょっと声をかけたぐらいでは治りません。
男はプライドが高く失敗や弱点を他人に晒すのは恥だと考えています。
だから女性が気遣って何があったの?などと聞いても何も答えません。
このすれ違いで女性がストレスを抱えたり不安になる場合もありますが、
男の無口は自分で解決策を見出した場合いつの間にか消えています。
男性は時に一人孤独に考える時間が必要なのです。
だから無口になってもイライラせず傍に居たりそっとしてあげておけば大丈夫です。
一定期間悩めば何事も無かったかのように優しい男に戻っているでしょう。
心理学のアンケートでは男性女性が親密になっていくにつれて
お互いのコミュニケーションにどのような変化が起きるか調査したものがあります。
それによると初対面から初めのデート数回のうちは会話数が多く
相手と仲良くなりたい、もっと深く知りたい、恋人になりたいと思い
どんどんコミュニケーションの量がお互いに増えていきます。
しかしある程度親密になり相手を知ると会話が減っていきます。
特に男性は行動で語るといった以心伝心の性質を持っていて、
一生懸命努力して女性を彼女にする段階では言葉によるアプローチをしますが、
一旦彼女になったり結婚したりして親しくなるとその努力を怠り怠けるようになります。
実は男性にとっては無口なのは正常で非常にリラックスしている状態です。
それに対して女性は男性と話している時に安心してリラックスするようです。
女性の脳は脳梁と呼ばれる左右の脳の連絡を司る部分が男性より太くできていて、
会話をするのが得意で、言葉を発することでストレスを解消する性質があります。
だから、親しくなればなるほど、どんどん会話の回数を増やして快感を得ようとします。
お笑い芸人や面白い男が人気な理由もこのような女性脳を満足させるからです。
男性は元々しゃべるのが苦手で行動で表現をしたがる生き物です。
だから男性は沈黙していても楽な女性を理想として求めていて
女性は良くしゃべる口達者な男を求める傾向があると言えます。