人は困ったときや自分が窮したときに人の温かさに気づくとよく言います。
誰でも、既に持っているものを貰っても、さほど嬉しくは感じません。
しかし、無いものや困っている時にそれを援助してもらうととても嬉しく感じる。
相手が困っている時は、相手の好意を手に入れるチャンスでもあるのです。
デキの悪い息子は可愛いと言われるように、少し相手を困らせる人というのは
それだけ心理における自我関与の割合が増えて、愛着が沸く傾向がある。
まったくのダメ男で無職でニートな男なのに好きになってしまう女性もいる。
このような女性は母性本能が強く、自分が守ってあげないと、という思いが強い。
人は誰しも少なからずこのような考えがあり、頼ってくれる人、利用してくれる人
自分を困らせる人などを助けてあげると意外にも気分は悪くないものです。
人は自分を困らせてくれる人、すなわち自分に関わってくれる、頼ってくれる人を
好きになってしまう傾向があります。これはもちろん恋愛関係でも同じです。
もし好きな男性がいたら思い切って「〜して欲しい」と言ってみるのです。
それはどんな頼みごとでも効果があります。例えば学校や大学では
「シャーペン貸して」とか「プリント見せてー」などの軽いものでもオーケーです。
これで男が自分を助けてくれれば、相手の自分に対する自我関与が大きくなります。
自分を頼ってくれる=自分を好いてくれている、と心理的に感じてしまうのです。
だから、困っている自分を演出して、相手に助けさせるという手が利くのです。
援助した側の男の方も、気分が良くなり、関係も親密になっていきます。
もちろんただ借りただけで態度がいかにも利用しただけという感じではいけませんが。
なんでも完璧にできる女性は可愛げがありませんよね、少し天然で男に何かしら
頼るような、柔らかくてホワホワしてる女性は恋愛心理的にもモテやすいと言えます。