例えば自分の好みのタイプの男性と知り合って初めて二人で食事に行ったシーン。
まだお互いのことをあまり知らない、そんな時誰でも男性のことを知ろうとして
色々な質問をしたりする。それで反応がイマイチだと少し気落ちしてしまったりする。
しかし、問題はここで、リアクションが悪くてもそこには大きな情報が含まれています。
逆に言えば「俺はこう口説かれれば簡単に落ちますよ」というサインを
本人から教えてもらっているのに等しいぐらいの情報がここにあります。
おいしい料理を食べながらさりげなく「自分でご飯作ったりするの?」と聞いてみたら
男があっさり「俺料理しないんだよね」と言ったとする。
こんな時普通は、この人には料理の話はダメなんだな、と思ったりしてしまうだろう。
しかし、これが間違いで、何で料理をしないのかと考えていくと
相手を見抜き非常に強烈な印象を与えるセリフを言えるようになったりするのです。
「料理しますか」「しません」、もしこう言われたら様々な所を観察する
そして面倒くさがりなのか、健康に気を使わないのか、といったことを考えながら、
例えば「家より外で食事するのが好きなんだ、フットワーク軽いんだね」と言ってみる。
マイナスをプラスに変える言葉を早い段階で言われるととても心理に響きます。
この女は他の人とは一味違うな、と思わせるのです。
そういう好印象、好意を持たせるには早ければ早いほど有利になります。
そんなにうまいこと言えるかと不安になる人もいるかもしれませんが問題ありません。
アバウトに適当に的を射ていなくてもとにかくプラスの言葉を吐いてしまうことです。
むしろ余り的確であるより適当な方が男心には効きます。
適当に言ってはずしてしまった場合はその話を次の話題に切り替えればいいだけです。
女性でも男性でも普通の人は自分のことをしゃべりたがります。
この人は何を知っているのか、どんな特技を持っているのか、どう見られたいのか、
といったことを見抜くことはそれ程難しくありません。
しかし世の中には自分の事を言わない人もいるから、そんな時には
なぜ言わないのかを考えていきましょう。物事は逆転の発想が大事です。
他人にどう思われるのか興味がないのか、警戒心が強いのか、変わり者なのか、
という具合にいくつも質問を用意しながら話を振っていけば、
どんなタイプの男性か面白いほど良くわかるだろうし、
それに対する答えによって相手にインパクトを与えることができるようになります。
このように男性の中身を解放させる質問をし、それに対してプラスの言葉で返す。
これが他の女と一味違う人が実践している心理話術です。