手強い男っていうのは例えば、自分をあまり人に見せなくて
簡単におだてにのったりしないタイプ。こういう人の心理をつかむのは結構難しい。
でも、どんな人にも心理の入り口というものはある。それを探るとよい。
どうやって探るかというと、ユーモアを使ってみるのです。
ただ笑わせればいいというものではなく、キーワードは謙虚なユーモアです。
自分の心理を見せない人といる時というのは雰囲気が硬くなる、まずはそれをほぐす。
自分をちょっと落として会話の中に謙虚なユーモアを加えてみる。
「へーそうなんだ。こんな素晴らしい人といると緊張しちゃう」なんてセリフです。
今あなたといる時間が非常に嬉しいという気分でいるとこういう言葉がイメージできる。
あるいは「カラオケ行くんですか?私は音程が全然合わないんです」なんていう感じに
大切なのはこういう言葉を言いながら視線は相手の目をそらさないということ。
睨んでもダメですが、視線を外したり、恥ずかしいからって下を向いてはいけません。
謙虚でユーモアのあるセリフを言いながら相手の目を見るんです。なぜかというと
このようなセリフを言う女を男性はよーく見ているからです。
そしてこちらをよく観察している男性からは非常にいい反応が返ってくる。
この時既にかわいいと思ってくれてたりする。こんな時相手は、一瞬であっても
いつもと違うちょっと和やかな表情を見せてくる。そこがキタっと思う瞬間です。
ここでもっと畳みかける。男性が何か言ったらもし聞こえていても手を耳にあてて
もう少し近づいて「え、何?」と男性の言葉を聞いてみたりする。
私はあなたの言葉を大切に受け取りたい、という気持ちがこういう行動を起こさせる。
これも謙虚であろうという心理が根底にあるから男心をつかめるのです。
相手の突破口はどこにあるのか、どんな角度で入っていけばいいのかを探すのです。
この人は何を大事にしていて、人に見せずに奥にしまいこんでる価値観は何か。
これらをあぶりだそうとしながら謙虚な姿勢で言葉を相手の心理に投げかけていく。
入り口に入るのが難しい相手ほど、一旦入ってしまえば簡単なのです。
なぜならうまく入ってきてくれる人が滅多にいないから。
自分にピッタリの方法で入ってこられると、誰だって気持ちがいいものなんですね。
謙虚なユーモアと、爆笑のように笑わせるギャグとは違うんです。
相手がどんな人かをつかもうという時には、そういう笑いだと心理は開けません。
このニュアンスを、自分の実践で確かめながら男を落とすまでに高めていきましょう。