絶世の美女がモテるのは当然といえば当然ですが、実は人間社会では
容姿の良し悪しだけでは判断できないような事が沢山起こっています。
人間のコミュニケーションは言語コミュニケーションが2割程度で
残りの約8割は非言語コミュニケーションで成り立っているといえます。
例えば、冷たくて性格も悪く愛想も良くない美人女性と
笑顔で視線を向けてくれたり声をかけてくれるブサイク女性がいたなら
どちらをデートに誘うでしょうか。大体の場合後者でしょう。
これが恋愛心理の不思議なところで実際美人やイケメンが余って普通ぐらいの人が
引く手あまたのモテモテ状態ということが多々あるように見受けられます。
実際に周りの体験談や恋バナなどを聞いていても、ちょっと容姿が芳しくない人
いわゆるちょっとブサイクな人の方が恋愛の経験地が高かったりします。
美人やイケメン男子は初めから恋人が居ると思われて声をかけられづらいし、
初めのイメージが良いからちょっと悪いことをするとすぐ失望されたりもします。
それに対してチョイブス、と呼ばれるような人は初めのイメージがあまりよくなく
ちょっとした事でも高評価を貰えたりギャップ効果を存分に発揮できます。
さらにチョイブサ女性にはお手ごろ感があります。
「俺でも相手してもらえそう」と声をかけやすく、親近感や安心感がある。
これは悪いことではなくフェロモンで男を引き寄せている長所のようなものです。
少し悪いところがあるぐらいの方が人は安心して魅力を感じるようになっています。
いくらビジュアル系アイドルが好きなヲタクと言っても一緒に暮らすとなると
少し考えてしまう人が多いのではないでしょうか。これと同様の心理です。
観賞用と実用を考えるとある程度欠点がある方が文句も言いやすいし
気持ちが楽です。アイドル並の人と付き合ったら息が詰まったりストレスを
抱える
こともあるでしょう。だからチョイブスというのは実はモテやすい要素と言えるのです。
話しかけやすかったりちょっかいをかけやすかったりデートや遊びにも誘いやすい。
存在そのものの安心感や親近感はある意味では才能であるとも思えます。
美人は三日で飽きる、ブスは三日で慣れるとも言われるように
好みのタイプも人それぞれ違うし、それほど恋愛心理的に差はないのかもしれません。